人気のあるウサギの種類

ウサギは、犬や猫に次ぐペットとして人気がありますが、その種類は120以上とかなり多く、見た目や性格もそれぞれ異なります。
そこで、ペットとして人気のある主なウサギの種類を見て行きましょう。
「ネザーランド・ドワーフ」は、ピーターラビットのモチーフともいわれているウサギです。
ネザーランドとは「オランダ」、ドワーフは「小人」という意味であり、その名のとおりオランダで品種改良されて誕生した小柄なウサギです。
大人になっても体重は1キロほど、体長は25センチほどにしかならないので、家が狭いから飼えないという人にもおすすめです。
「ロップイヤー」は、垂れた耳が印象的なウサギです。
もとはスペイン原産のアナウサギでしたが、それがペット用に改良されました。
知能が高く、遊び好きという性格であるため、ケージに入れっ放しにするのは望ましくありません。
1日に10分くらいは放してあげましょう。
「ダッチ」は、白と黒のツートンカラーが印象的なウサギです。
見た目から連想されるように、「パンダウサギ」という別名もあります。
体重は1.5~2.5キロと、ネザーランド・ドワーフよりはやや大きめですが、大人しい性格なので初めてウサギを飼う人におすすめです。
「ライオンラビット」は、その名が示すようにライオンのたてがみのような飾り毛が印象的なウサギです。
とはいえ、本物のライオンのような雄々しさはあまりなく、飾り毛がいろいろな方向に向いていたりと、むしろコミカルさのほうが強かったりします。
飾り毛のボリュームで大きく見えがちですが、体重は1~3キロ程度、体長は25~30センチ程度と小型で人懐っこい性格なので、コミュニケーションがとりやすいといえます。
「アメリカンファジーロップ」は、ホーランドロップイヤーとフレンチアンゴラの交配によって生まれたウサギです。
ぬいぐるみのような質感と大人しい性格を持っているため、かなり飼いやすいウサギといえますが、耳の病気に罹りやすいので、小まめな掃除は必須です。