犬と言うよりペットと言うより家族になりたい

小さい頃の思い出

家族になりたいと、いうのも小さい頃に飼っていた猫が亡くなった時にあまりに悲しくてそれ以来、実家でもペットを飼うのをやめていたからです。
しかし、子どもが産まれて、ペットが欲しいと言うようになりました。
始めは、正直、ペットを飼うとなるとワクチンやエサ、病院など様々なお金がかかるのが分かっていましたし、何よりまた悲しい別れがまっていると思うと子どもにそんな思いをさせていい物かといった気持ちでの葛藤がありました。

夫は犬なら飼っていいよとは言ってくれたのですが、どうも私自身の気持ちが定まっていなかったのです。

そんな時、近所のペットショップへ行く機会がありました。
小さいながらもクリクリしたおめめにかなり癒され、こんなにかわいいなら飼ってもいいかなと気持ちがゆらぎました。

久しぶりに、友達に会う事になり、犬を飼おうか迷っているという話をした時に、「もし、犬種で迷っていないのであれば、殺処分されてしまう犬たちに会いに行ってはどうか」と言われました。
友達は、そういった施設から犬を引き取り、最後まで面倒を見ると約束で息子さんと犬を飼う事にしたらしいのです。

確かに、そういった社会の事柄を子どもに伝えたり、考えたりするのはとても勉強になるし、子どもも色々な事が経験になるのではないかと思い、夫に相談しました。

夫は、そういった施設にくる犬は心に傷を負っていたりして飼うのが難しかったり、老犬で死が近い犬もいるし、それでもいいの?と聞いて来ました。

確かにそういった事もあると思いますし、死が近い犬をわざわざ家で看取るというのも、なんだか切ない感じがするのも事実です。

子どもにも聞いてみました。単純に子犬が欲しいのかと思っていたのですが、この話をしたところ、どんな犬でも自分が飼って幸せな最後を送らせてあげるのもいいと思うけど。という答えが返ってきて、子どもの成長に驚きました。

新しい家族を迎えるにあたって

私も、昔の思い出に引きずられないよう前を向けるように、新しい家族を迎える事にしました。

友達が犬を引き取ったという施設のHPをみると、毎週譲渡会が行われているようでした。詳しくみると、
気に入った犬が居ればすぐに引き取れるわけではなく、2回ほど勉強会に参加し、そこからマッチングがあるようでした。

早速、勉強会に家族で参加する事にして、そして明日その勉強会に挑みます。

今回、勉強会に参加する前ではあるのですが、新しい家族を迎えるにあたって、夫や子供の意見そして自分自身の考えがまとまったのが嬉しかったです。
新しい家族と一緒にまた成長していけたらと思います。