今まで猫以外の動物を飼ってきた、もしくは動物を飼ったことがない人なら、猫を飼うのに覚えておきたい知識を身につけておきたいところです。最低限の知識を持っていれば、すぐさま猫と楽しく生活を送れるようになるでしょう。まず、猫を選ぶ基準を知っておきます。猫には毛の短い品種と長い品種が存在します。毛の長い品種を選ぶとブラッシングに時間がかかるため、あまり時間がかけられなかったりサボりがちな性格をしている人なら、毛の短い品種を選ぶと飼いやすいでしょう。しかし、一般的に毛の短い品種は活動的で勝ち気な性格をしており、比較的物覚えの良い賢い猫が多いとされます。毛の長い品種はおとなしくてあまり動かない猫が多めです。ブラッシングの手間と性格のどちらを優先すべきなのか、よく考えてから選びたいところです。オスとメスで性格が違います。オスは人懐っこく、メス猫は1匹で自由に遊び回る猫がやや強めです。但し、去勢していないオス猫は自分の縄張りを主張するため、周囲の物にオシッコを引っかける習性がありますので、注意しましょう。猫を飼うことに慣れていない人であれば、大人よりも子猫を選ぶのがおすすめです。大人の猫に比べて人に対する警戒心が少なく、自然に懐きやすいため飼いやすいのがメリットです。ここまである程度、猫選びの知識が身についたなら、入手場所を考えます。一般的に入手しやすいのがペットショップです。ショップのスタッフに遠慮なく、疑問に思うこと、質問したいことを尋ねましょう。また、実際に猫に触らせてもらうことも大事です。いろいろな猫を触って体の状態をチェックすると、健康的な猫を選びやすくなります。飼いたい猫が決まったなら、猫の購入代金の他にも必要な費用を考えておきたいところです。ワクチン接種のための費用は必須です。その他、猫の食器や首輪、ブラッシング用のブラシ、ケージや猫用のおもちゃなどを用意すると、合計で3万円近い費用が必要になってきます。